潰れる会社の特徴についてご紹介します。
私が以前勤めていた会社は倒産寸前でした。
銀行が月々の返済額を減らしてくれたこと
その後お客さんが急増したこと
そのおかげでなんとか持ち直しましたがそうでなければ倒産していました。
奇跡的ってやつですね。
倒産ギリギリを経験した私だから言える
倒産しそうな会社あるある
電気代を急に気にする
社長自身が散々電気消し忘れたり、いれっぱなしで帰ったりしていたのに、ある日突然
”電気代もコストです。皆さんも節電を心掛けましょう。”
ですって。
こういう文章が一番頭にくるんですよねぇ。
僕も散々電気の無駄遣いをしてきたけど、電気代ってバカにならないので節電してください。よろしくお願いいたします。
って言え。
確かに日本の電気料金の高さは異常で、利権が絡んでいるので改善される見込みも全然ないんですが、電気代を節約したら黒字になるのですか?
そんなレベルじゃない赤字なのでしょう(笑)
うちの社長だけじゃなく、潰れる会社って急に節電!!節電!!って言うらしいですよ。夏・冬の電気代がものすごくかかる時期は別として、変な時期に節電って言いだしたら注意した方がいいです。
因みに私の社長は春ごろ急に騒ぎ始めました。
常にイライラしている
そりゃぁ、倒産寸前なんですから心穏やかには過ごせませんなぁ。
私の社長が一番酷かった事件は
自分で契約書にサインして、捺印しているにも関わらず、その担当者があいさつに来た際、”僕はこんな人知らない!!僕のサインだけど知らない!!”
と、大激怒してその担当者を追い返してしまったんですねぇ。
やばいでしょ(笑)
僕のサインだけど知らないが通用しちゃうんだったらね、この世に契約というものはなくなりますよ。
ここは君たちの家じゃないんだ!!勝手に知らない人を入れるな!!って騒ぎだして、
八つ当たりもいいところです。
些細な事、意味不明なことで切れだしたら、
統合失調か、潰れる前ってことですよwww
会社にいない時間が増える
これはよく言われる話ですよね。
金策に走るので、社長は会社をよく空けるようになる。
お客さんがいないので、心おきなく会社を留守にします。
私の社長も、留守が増えました。
このまま会社にいても、お金が入ってくるわけじゃないので外へ出る。
当然と言えば当然ですね。
どうやら、色々なコンサルに相談したり、経理の人に相談したり、
と色々話を聞きに行っていたそうです。
迷案を思いつくようになる
倒産するという、不安と恐怖で脳みそがおかしくなってしまうのか。
いやいや、こんなところに広告だしたって客なんか増えない、ってところに広告を出したがる。しかも100万も出してって言うんだから、社員はドン引きです。
いくら節約になるかわからない電気代はケチるのに、100万もする広告費は出す。
意味不明です。お金がないのにそんなことしている暇はないでしょう。
0円でできる秘策を考えなきゃいけない。
私が尊敬するまるかん社長、斎藤一人さんがおっしゃってたことです。
0円でできることを考えなければならない。そうじゃないと商いは務まらないと仰っていました。
確かにそうで、金をかけようと思えばいくらでもかけられます。
広告費を使わないで如何に宣伝するか、そういったことを考えるのが経営者であり、商人ってものでしょう。
情に訴えてくる
お給料を減らすよって話の際に、
”僕だって今月も無給なんだ!!”って言ってきたんですね。
こういうセリフで、情にほだされてはいけません。
経営者というのは、倒産というリスクを背負っていると同時に、色々なものを経費にできるって利点もあります。大体、普通のサラリーマンが1カ月タダ働きってなった場合は、生活できません。住宅ローンなんて払っていたら、更に無理。
高級賃貸マンションに住んで、生活レベルを下げずに生活できるってことは、それだけ余裕があるってことです。
私たち雇われる側は、色々なものを経費にできない。
これはこれで大変なんですよ!!
なので、僕は休みなしで、無給でなんて話に耳を傾けてはいきません。
それがいやならサラリーマンになればいいという話です。
リスクをおかしてでも、大金を得たいから社長になったんですよね。
いざ、儲けられないとなったら泣き言なんてカッコ悪。
社員にお金が払えないのなら、社長がすべてやればいい。
それでけの話です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。あくまで一例です。全員が全員倒産するってわけではないです。現に、社長もこの時は持ち直しましたし。あまり不安がらないようお願いいたします。
何事も原因があり、結果があります。
あなたの社長・上司の言動を注意深く観察してみてください。
絶対にヒントが隠されています。
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