だめもと

日本には素晴らしい言葉がある。そう、駄目でもともと。このブログもそう。

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フレンチブルドッグに多い細菌性膿皮症の治療法

我が家のチキぴこと、はっちゃんはすごく病弱

はっちゃんの成長の歴史は、病気の歴史。

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そして、 はっちゃんが最初になった病気が、この細菌性膿皮症です。

現在、細菌性膿皮症はだいぶ良くなりました。

あくまで、我が家の治療法ですが、

同じように細菌性膿皮症で困っている方は是非参考にしてください。

細菌性膿皮症とはどんな病気?

口で言うより見せた方が早い。

というわけで、細菌性膿皮症を患っていた頃のはっちゃんのお腹です。↓

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実は、これでも抗生物質が効いていて、マシな方。

主におなか、股間に赤い発疹ができます。

膿みたいのができた後、かさぶたになり、それがはがれて皮がむける。皮がむける時に毛も一緒に抜ける、といった感じです。

ですが、この病気が悪化すると、全身に発疹がひろがり、はげ犬になっちゃいます。

 

そして、この細菌性膿皮症は、痒いみたいなんですね。

というのも、はっちゃんが床に体をこすりつけます。

フローリングとかじゃなくて、絨毯とかざらざらした部分にこすりつけてお腹を掻くんです。

 

簡単にいうと、細菌のせいで、皮膚に膿ができはげる病気です。

 

細菌性膿皮症の感染源は?

お外です。

お外と言っても、アスファルトの道路とかではなく、

芝生のある公園とか、山とか森とかです。細菌がいそうなところ。

 

はっちゃんも雨上がりの芝生で感染したのが最初です。

その時は、芝生でまけちゃったのかな?なんて思っていたのですが・・・

発疹がひどくなる一方で病院に行って初めて分かった病気です。

 

ちなみに、普通のヒトには感染しないのでご安心ください。

 

細菌性膿皮症の名医は?

色々、病院を受診しました。が、これといっておすすめの獣医はいませんね。

自力で治した感じです。

 

最初の病院で、水虫と誤診される

2番目の病院で、細菌性膿皮症と診断される

培養法による菌の特定をし、適切な抗生物質をもらう

培養法で菌を特定してもらったのに、全然効果なし

3番目の病院で、抗生物質と膿皮症用のシャンプーをもらう。

良くなったり、悪くなったりの繰り返し

 

細菌性膿皮症の原因は?

フレンチブルドッグに多い病気と聞きます。

皮膚の弱い犬種だからしょうがない、と言われたらそれまでですが・・・

 

姉犬ももちゃんもフレンチブルドッグ

はっちゃんと同じものを食べて、同じ環境にいるのにももはほとんど病気をしません。

 

環境に問題がないのなら、個体=はっちゃん

に問題があるのでは?と考えました。

そして、私には心当たりがありました。

 

はっちゃんは免疫力が超低い

悪いブリーダーさんから貰いうけてしまったんですね。

後から分かったのですが、そのブリーダーは、利益優先で乱繁殖させていたみたいです。

なので、ママからのお乳を飲んでいない。

 

ママのお乳には、免疫力をあげる大事な成分がいっぱい入っているんです。

もものブリーダーさんは、ちゃんとお乳で育てていました。

パピーに栄養をもっていかれるので、もも母さんはガリッガリ。

はっちゃんは、お乳なんてあげてないので、はっちゃん母さんはぷりっぷり(笑)

 

人間でも免疫力が下がることで感染する、日和見感染なんて言葉がありますよね。

私も働きすぎて免疫力が下がった時に水疱瘡に感染しました。

1度感染したら水疱瘡になることはないって言われてますけど、私3回なってます(笑)

 

個人的な見解ですが、免疫力が低い、下がることが原因で細菌性膿皮症になると思っています。

フレンチブルドッグという犬種自体、掛け合わせて人為的に作られた犬種ですし、

そこら辺の犬より免疫力は当然低いのではないでしょうか?

 

細菌性膿皮症ができやすい場所は?

お汚い部分です。

股間付近です。犬は自分で股間をふけませんからね。

それがどんどん悪化すると、お腹→背中へと広がっていきます。

 

細菌性膿皮症になりやすい時期は?

はっちゃんの免疫力が下がる時期です。

季節の変わり目

その他、寒暖差が激しい時です。

 

普通の犬なら、自力で調整できるんでしょうけど、

はっちゃんはそういうのに対応できません。

 

人間も季節の変わり目に風邪をひいたり、体調を崩したりしますよね。

そういう弱った時に、細菌が活発になります。

 

その他は梅雨

菌は湿気が大好きです。

繁殖しやすいので、当然梅雨は勢力を増します。

 

細菌性膿皮症の治療法

現在のはっちゃんです。↓

 

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シャンプーと食事改善により、ここまで良くなりました。

シャンプーはマラセブシャンプーと言う洗浄力が強いものを使っています。

獣医さんに、絶対に目に入らないようにしてください!!

と言われたシャンプーです。膿皮症がひどい時は、週1で洗っていました。

 

そこまで言うくらい洗浄力が強いみたいです。

健康な皮膚になった今は、使っていません。

 

食事改善は手作り食にしました。

もともと免疫力がないのなら、食事で上げていくしかありません。

 

膿皮症の治療のためではなく他の事が原因で食事療法にしたのですが、

結果オーライで細菌性膿皮症がよくなりました。

 

 

まとめ

・細菌性膿皮症は細菌が原因でなる皮膚病

・とても痒くて、犬も辛い

・悪化すると、脱毛してしまう

・根本的改善には、免疫力をあげるしかない

・免疫力をあげるには、手作り食がおすすめ

 

細菌性膿皮症は抗生物質やシャンプーでもよくなります。

はっちゃんも抗生物質で良くなった時があります。

でも、ちょっと寒暖差が激しい、季節の変わり目で再発。

お薬→改善→再発の繰り返し

 

今後一生、季節の変わり目で弱る度に薬を飲ませますか?

老犬になっても飲ませ続けますか?

耐性菌ができたらどうしますか?

お薬代は?

犬への負担は?

 

そういうことを考えた結果、手作り食です。

 

にっちもさっちもいかず、犬の細菌性膿皮症で悩んでいる方は

一度手作り食にしてみてはいかがでしょうか?

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