だめもと

日本には素晴らしい言葉がある。そう、駄目でもともと。このブログもそう。

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母に感謝

私の母は、統合失調と鬱気味で、精神不安な日々をかれこれ、十数年送っています。

 

数年前に帰省した時は、

暗殺犬がいる

助けてって言っていました。

 

実家で飼っていたダックスフンドを、動物病院の先生と近所の人が狙っている。

殺そうとしている、と。

 

しかも暗殺犬のドーベルマンは、1匹だけじゃなく十数匹いると。

 

この話を、聞くと冗談のように思うかもしれません。

けど、言っている本人は目がマジなんです。

 

母にとってはリアルなんですね。

統合失調のやっかいなところは、いくら理路整然と説明してもわかってもらえないところにあります。

だって、母の目には、本当に暗殺犬が見えているのですから。

 

私が小学校高学年の時から、症状が出始めました。

もともと、人と違っていることが多い母で、それが恥ずかしくて仕方がなかったことを覚えています。

 

小学校の卒業式の時、最後のホームルームが開かれました。

先生がサプライズで、とあるものを配ります。

そう、母からの手紙です。

 

人それぞれ、涙ぐんだり、喜んだりしながら読んでいました。

もう便箋にびっしり文字がかかれています。

 

私も、母から熱いメッセージが込められていると思い、喜んで手紙を開きました。

そこには、こう書かれていました。

 

”今度、一緒にご飯食べに行こうね。”

 

いやいやいや、毎週ご飯食べに行っとるがな。

なんで、1行やねん。

 

隣の席の子が私の手紙を見て、どん引くし

手紙の内容のなさに、とてもショックを受けました。

 

数か月ごとに、鬱を繰り返す日々を過ごしていました。

お母さんの力になりたいと思って、頑張った時もあります。

逆に母らしいことをしてくれないと、怒りの炎を燃やしたこともあります。

 

で、最終的にとても疲れました。

このままじゃいかん、と思い、慌てて故郷を離れました。

 

家族に統合失調やうつ病の方がいる方、心身お察し致します。

私なりの接し方というか、教訓というか、ご参考になれば

 

親身になりすぎない

 

 私、母からの不幸の手紙ももらったことがあります。(笑)

絶対に許さない、と強い筆圧で書かれていました。

 

そして、半年後、謝罪することもなく、不幸の手紙の説明もなく

いきなり、宅急便が送られてきました。

中には食料品がいっぱい。どれかに毒でも入っているんじゃないかと

疑いました。

 

未だに、あの不幸の手紙がなんだったのかわかりません。

また送られてきても嫌なので、私も聞こうともしません。

 

でも、こんなことが数えられないくらいいっぱいあります。

こんなこと、一々真剣に考えていたら、こっちがうつ病になってしまいます。

 

友人に統合失調やうつの人がいる場合、嫌なら縁を切っちゃえばいいんです。

でも、家族だと良くも悪くも縁はきれません。

 

親身になりすぎず、相手を否定せず

そうなんだ

と言って、見守ればいいんです。

 

そんな、母ですが感謝している面はいっぱいあります。

もともと変わっている人ですから、母にまつわる笑っちゃう話はいっぱいありますし、

幼少期怒られたことがないんですね。これ結構大事なことらしいです。

 

”将来、犬になりたい”って私が言ったら

母は”がんばったらなれる”っていってくれました(笑)

 

私も変人とよく言われます。でも私は他の人を変人だとあまり思いません。

母が変人なおかげで、いろんな人を普通な人として見ることができます(笑)

固定観念が人よりないおかげで、人を固定観念で判断しない。

 

おかげで、すぐ悪い人に利用されたり、騙されたりしちゃいます(笑)

 

何事も頑張りすぎず、気長に過ごすのが一番です。

 

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