だめもとでやってみました。

日本には素晴らしい言葉がある。そう、駄目でもともと。このブログもそう。

いざという時にわかる、人の力

私は以前、細胞培養を仕事にしていました。

ルーティーンでやっているので、全体の仕事が片付かないと帰れない職場でした。

 

その年は、新卒で入ってやっと1年経とうとする頃で、あの日がやってきました。

 

東日本大震災です。

 

培養室内にある機器が、グラグラ揺れて、電球もチカチカし、試薬もこぼれました。

東京都内だったので、その程度で済んだんですが、

 

震源地に近ければ、ドアが歪み培養室から出られなかったかもしれません。

イメージが付きにくいと思いますが、培養室のドアはエアロックといって、

汚い空気が入ってこないよう頑丈に作られています。

その為、故障しちゃうと出られなくなっちゃうんですね。

 

私は仕事を一通り覚えたといっても、まだまだペーペーで

どうしたらいいか全然わかりませんでした。

 

そうこうしているうちに、状況が続々とネットやテレビで報じられて

事の重大さにようやく気付きました。

 

そして、家に帰るのも困難となり、電車通勤者は社内で一夜を過ごすことに。

部署関係なく、その場にいた社員全員で手分けして食料を買いに行ったり、声をかけあったりと、

普段チームワークがあると感じたことがなかったのですが(笑)

この時ばかりは、みんなのチームワークを感じました。

 

最終的に、

朝電車が動くだろうから、明日の作業を深夜から朝方までやって、おうちに帰りましょう、

ということになりました。

 

深夜0時から作業にとりかかります。

結構な量があったと思います。

 

ですが、皆、黙々と作業をこなします。

時間がかかる作業を私がやると、先輩は手早く終わる作業

私が手早く終わる作業をやると、先輩は時間がかかる作業を

阿吽の呼吸とはこういうことか!!

お互いの作業がスムーズにいくよう作業をチョイスします。

 

あっという間に3時間程度で仕事を終わらせることができました。

普段の仕事ぶりはいったいなんなのか(笑)

 

でも内心、みんな不安だったと思うんです。

これから、どうなるのか

不安でいっぱいだったと思います。

 

しかし、誰もそんなことは口にしません。

 

人にその話をすると、そんな日に仕事なんてついてないねって言われます。

でも私は、逆についていると思っています。

 

東京で一人暮らし、親戚もいない。

そんな状況で、一人で心細く、パニックになっていたと思います。

 

あの時、心強い先輩・上司がいたおかげで、事なきを得ました。

チームワーク、人と人のつながりに感謝です。

 

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