名医って言葉はよく聞きますけど、あれって人によって違うと思うんです。
もし、あなたが皮膚炎で病院にかかったとします。お医者さんの診断を受けて、処方箋を出してもらい、あっという間に皮膚炎が治りました。
すごく名医に感じませんか?
でも、医療業界だと全然名医ではなくて、駄目医者かもしれませんよ。
というのも、何でもかんでも、ステロイドを処方する医者っていうのがいるんです。
でも、ステロイドってすごく強い薬だから、症状が改善するのは当たり前。
強すぎる薬だからこそ、使いすぎると体に良くない。
それを知ってて、あえてステロイドをださない医者もいます。
ステロイドを使うレベルじゃないなって判断してもっと弱い薬をだす。
だから、あっという間に良くなったりはしない。じわじわじわじわ回復する。
でも、患者さんからしたら、あの先生にかかってもなかなか良くならないって言われる。
この2名、どちらが名医ですか?って聞いたら、みんなバラバラの答えだと思います。
正解なんてない。名医とは、人によって違うんです。
今回、みなとよこはま動物病院に行ってきました♪
我が家のチキが、他院でパテラと診断されています。
手術を勧められたのですが、手術をしたくないのでセカンドオピニオン先として、みなと横浜動物病院を訪ねました。
どうして手術したくないか、というと
・短頭種の麻酔リスクは他の犬種よりはるかに高い
・手術代がいくらかかるかわからない
・歩けないほどの状態ではなく、犬も元気。元気な犬を手術したくない
私の基本的な考えは、手術・薬をなるべくなくす。
本人の自己治癒力と食事で何とかしたい、というのが私の考えです。
抗生物質が必要なときは、一時的に服用しますけど、それが死ぬまで服用という話ならセカンドオピニオンを求めます。
今回は、手術をしたくないので、パテラ治療で有名なみなとよこはま動物病院を訪れました。
全国から、みなとよこはま動物病院に患者さんがくるということで、予約がとれるか心配だったんですが、無事とれました。
こちらの先生に、パテラの手術が必要と言われれば、諦めて手術しようと思っていました。
結論から言うと、うちのはっちゃんの場合は、手術の必要がないとのことでした。
というのもグレード1で、本人も痛がってないのでその必要はない、とのことでした。
むしろこのグレードで手術をしてしまうと、パテラのダメージより手術のダメージの方が大きくなってしまう、ってことだそうです。
話をしているなかで、この先生、すごい!!って思ったことがあります。
それは、この子色んなところが、奇形だねって見ただけで言われたんです。
おしっこ上手にできないでしょ?って言われて、びっくり。
なんでも、脊椎が奇形で、神経の伝達が遅いそうです。だからおしっこしたいと思った時には、もう出ちゃってるんですって。
確かに、おねしょはするわ、トイレは外すわ、頭の悪い子だと思ってたんですが、生まれつきなのかぁ~、今まで叱ってごめんね、ってなりました。
色々なところが奇形だけど、この子の個性だと思ってくださいって温かい言葉も頂けたし、歳をとったらさらに、おねしょしたり、トイレを外したりする、他の犬よりそういう症状が早いと思うよっていう忠告も受けました。
色々なところが、奇形でそれによって、普通の子とは全然違う。その弊害で、困ったことが今後も起きると思います。でも、個性として受け止めて、楽しく付き合っていこうって決心することができました。
私にとっては、みなとよこはま動物病院は名医です。
皆さんも自分のにあった名医が見つかるといいですね。
国民のための名医ランキング(2018年版) いざという時の頼れる医師ガイド/全国名医514人厳 [ 桜の花出版編集部 ]