早速ですが、
以下の問題が解けますか?
Q.小学5年生の太郎君は鉄棒にぶら下がっています。以下の絵についておかしいと思うことを書きなさい。
これ、私が小学3年生、初めての理科のテストで出た問題。確かこんな感じだったと思う。
で、答えは書きません。大人なら余裕でしょ。
でも頭の悪い小学3年生の私、一生懸命考えました。で、ついに答えにたどり着きました。
A.小学5年生の太郎君が、日が沈むくらいの長時間、鉄棒にぶら下がっていられるわけがない。
太陽に注目しているし、太郎君の体力まで気にしていて優しいじゃないですか(笑)
△くらい欲しかったんですが、×をもらいましたよ(笑)
で、初めての理科のテストで60点取ってしまいました。
私、その時まで80点以下をとったことがないので、まぁショック。
そして、その答案を持って帰ると案の定、お母さんが大激怒!!
こんな点数をとって、みっともない。恥ずかしいと思わないの!!と散々怒られました。
そこから私、頑張りました。
リトマス試験紙赤→青がアルカリ性とかね。一生懸命暗記しました。
子供ながらにこんな知識いらねーってわかっていたんです。
だって、お父さんもお母さんも、お兄ちゃんですら、リトマス試験紙で何かやってるの見たことないですもん。
それでも一生懸命覚えました。
で、次の試験でリベンジ達成!!98点とりました!!努力って報われるんですねぇ。
その答案を持って帰って母親に見せました。
”なぁんだ、100点じゃないのか”
ですって。
これ、本当に傷つきます。
世のお父さん、お母さん、こういうことは絶対に言わないでください。
お子さんが可哀想ですよ。解けない問題が解けるようになる。それだけで、素晴らしいじゃないですか。
友達が保育士で、やばい親の話を色々聞きます。
もう2歳児なのに、褒めてって感じで、いちいち私を呼ぶのがうざい!!
ていう母親がいるそうです。
もう、じゃなくて、まだね。
お母さんに褒めてもらいたいって感覚は普通じゃないですか。
2歳児でもう母親に褒めてもらえないってなったら、誰に褒めてもらえばいいのでしょうか・・・。
このお母さん、毎日困ってます。
何か一つできるようになっても、こんなんじゃ困る。
”もっとできるようになってもらわないと困る”って
何も暴力をふるうことだけが虐待だと思いませんよ。
このお母さん、見えないパンチで、子供のハートをアッパーパンチしています。
蛙の子は蛙です。過剰の期待は可哀想ですよ。
0・1・2歳児のかんたん製作あそび12か月 子どもの発達に合わせて使える! (ナツメ社保育シリーズ) [ 町田里美 ]