いつまでも、コロナコロナとうるさくって嫌になりますよね。
遂には、3回目の緊急事態宣言効果がなくなってきちゃいましたとさ。
まぁ、人間慣れますから。正常性バイアスというものもありますし、不公平もひどいですし、今後もし発令されたとしてももっと意味をなさないものとなるでしょう。
コロナ禍で本当は、どのようにしなければならなかったのか
というのを感染症の歴史の観点から考察していきたいと思います。
人口増加から始まった感染症
↓こちらの本が非常に面白かったです。
イラスト図解 感染症と世界史 人類はパンデミックとどう戦ってきたか
一番最初の感染症って、どのくらい遡ると思います?
大正時代のスペイン風邪?
ペスト?
奈良時代の天然痘?
いやいや、もっと古い。
人間が農耕を始めたころに発生したのが最初だそうです。
どうして、農耕時代かというと人口増加が原因です。
狩猟時代は連携プレーで狩りもしますが、大人数にはなれなかったんです。
獲物も移動しますし、大人数で狩りをしたところで保存がきかないですからね。
それが、農耕できるようになり変わりました。
米は保存がききますし、水でふやかせば量ましもできます。
農地を拡大し、人数を増やせば増やすだけ食料を確保できます。
そうして人口を増やして増やして増やしまくった結果、感染症です。
貿易で感染症もお届け
ある程度の人口が増えれば、感染症が発生します。
では、人が密集しないように分散させたらどうでしょうか?
残念ですが、それでも感染症は発生します。
貿易で外から持ち込まれてしまうからです。
奈良時代を終わらしてしまった天然痘
これは唐から持ち込まれたと言われています。遣唐使ですね
大海賊時代、主に海路で貿易を行っていた時は
港町から感染症は発生しています。難を逃れた人は山間部の少人数だけとか。
もしくは戦争ですね。侵略地に疫病を運んでしまったり、その逆侵略地から生まれ故郷に持ち帰ったり。
風立ちぬというジブリ映画で結核の少女がヒロインですが、あれも海外から持ち込まれたものです。
性の乱れが世の乱れ
性の乱れが世の乱れと申しまして・・・
戦地で原住民とやっちゃって、
戦地から戻ってきても、娼館でやっちゃって・・・
性感染症ですね。
コロナはエアロゾル感染と言われて恐れられているわりに、水商売の規制って全然されていないような・・・
空気で感染するんだから、やっちゃったら感染間違いなしだろ~が!!!
と思うのですが、補助金対象外というだけのゆるゆるの措置
まとめ
簡単にまとめると、人口密度の調整と交流の制限、性の乱れ撲滅ですね。
なので今の政府がやっていることの滅茶苦茶加減と言ったら(笑)
3蜜禁止、という割に
非人道的乗り物、満員電車は何も規制しないんですよ(笑)
もっと言うなら、ゴールデンウィーク減便しやがりましたので
3蜜が加速する最悪状態を作り出しました。
スペイン風邪はインフルエンザですが終息に4年程度
ペストも4年程度
やっぱり数年かかるし、ペストって3回くらい流行しているので、治まったかのように見せかけて再度流行なんてこともあるかもしれません。
コロナが終息しても、また違う感染症が流行るかもしれない。
コレラで死ぬ人は今でもいるし、インフルエンザで死ぬ人だっている
この世からすべてのウィルスを消し去ることはできません。
感染爆発を起こしにくい社会システム・感染爆発が起きたとしても対応できる医療システムを構築する以外ウィルスとの共存は難しいのではないでしょうか
↓この本に、更に詳しい感染症の歴史が書かれています。
イラスト図解 感染症と世界史 人類はパンデミックとどう戦ってきたか
おもしろいですよ~
死の舞踏と呼ばれる、疫病がテーマの絵が掲載されているのですが
心なしか骸骨が嬉しそうに見えてしまうおばさんです。