だめもと

日本には素晴らしい言葉がある。そう、駄目でもともと。このブログもそう。

タイトル ページ コンテンツ

コロナ禍でも現金給付をしてはいけない、その理由とは

 

f:id:damemotoko:20210204110004j:plain

緊急事態宣言が5月末までになって、うんざり

という方も多いのではないでしょうか?おばさんはうんざりです。

家で過ごすことがうんざりではなく、休業要請といって政府の判断で協力金を特定の人にばらまき続けることにうんざりしています。

 

そして、感染者減っとらんやん!!!

 

”保障と給付はセットだろ”

という言葉もありますね。

おばさんも貰えるなら、貰いたいさ(笑)

でもこれは、のちのち自分自身を苦しめる麻薬です。

 

 100万円の貯金が実質・・・

皆さんが、努力して100万円貯めたとします。

欲しいもの、食べたいもの、我慢して貯めたお金です。

 

政府が、コロナ対策と称して、特定業種にお金を配りまくったとします。

その結果、現在発行される量の倍の通貨量になってしまいました。

 

現在、あなたの貯金は100万ですが

政府がお金の価値を下げたせいで、実質50万になってしまいました。

 

お金の価値が下がっただけではすみません。

その分物の価値があがります。

 

お金を刷る前は、100万円で100キロのお米が買えていたのに、物の価値があがり50キロの米しか買えなくなりました。

 

しかも、あなたの持っているお金は50万の価値しかありません。

あなたが買えるお米はたったの25キロになってしまいました。

 

これは、極端な例なんだけどね、

お金を刷ってインフレにするということは、こういうことです。

 

どうして政府はそんな馬鹿なことをするの?

国民としては、どうしてそんな馬鹿なことをするの?

と思いますよね。損するだけじゃん、て。

でも、得をする人もいます。

 

株屋・銀行屋

 

お金を刷って、一番最初に恩恵を受けるのは、金融関係です。

お金が直接手渡されるってことないですよね。

普通は銀行に振り込まれます。銀行の持っているお金が増えます。それを投資に充てます。

株屋が儲かります。

 

政治家は、自分のお金ではない国民の血税をどや顔で自分の票田にばらまきます。

GO TO政策は普通の頭で考えたらおかしい政策ですよ。感染の助長をするのですから。

 

ハイエク先生の言ったとおり

実は上記のこと、何十年も前に、ハイエクという学者が指摘しています。

すごいですよね~

ケインズの提唱する、インフレ理論は、金をばらまいて自分の票田につなげたい政治家の言い訳にすぎない

と言っています。

 

不況で一等地のカフェがピンチ

金を刷る

金融屋が儲かる

金融屋が、一等地を買い上げ、カフェ屋が失業保険窓口に並ぶようになる。

金融バブルはいつまでも続かず、金融屋が失業保険窓口に並ぶようになる。

カフェが一等地に戻ってくる

 

カフェはあくまで例えなんですけどね。

カフェが一等地に戻ってこられたのならいいじゃない?

って良くない!!!

 

何故なら、結果が同じなのに大量のお金を使っているからですよ。

結果が同じなら何もしないほうがいい。

 

事実、こんな状況でも株価はぐんぐん上がっていってます。

仮想通貨は通貨としての需要ではなく、投資対象です。

おばさんのVergeが20倍になりました。ありがとうございます。

 

何もしないなら、政治家はいらなくない?

お金を刷りまくり、自分の票田につながることしかしないなら、政治家っていらなくない?何もしない方がましなんでしょ?

 

ってことになっちゃいますよね。

う~ん。今のところ、いらないですね(笑)

 

お金を刷る以外で、策があるとすれば

減税です。

 

今や、実質負担率が50%超えてるんですよ~

もう、しんどい。これが半分になったらどうします?

年収500万の人って、なんやかんやで250万持っていかれているんですよ~

 

半分減税してくれたら、125万になります。

浮く125万。

10万ぽっちで、お金の価値を下げられるよりよくないですか~

 

財務省は絶対に減税しません。

官僚をどうにかできる人っていったら、政治家しかいませんよ。

私たち国民は官僚を選挙で選べませんからね。

 

悲しいことに減税を叫ぶ、力のある政治家は今のところ日本にはいません。

 


税金下げろ、規制をなくせ 日本経済復活の処方箋 (光文社新書)