最近、年下の子からマリトッツォなる食べ物があると聞いて、早速食べてみたのですが・・・
これ、パンに生クリームぶち込んだだけじゃね(・・?
って思ってしまいました(笑)
おばさんがスーパーで買った安いマリトッツォだったからいけないのかな~
ちゃんとしたやつはもう少しイチゴだの、キュウイだのが入っているよね。
今日はマリトッツォの反省を活かして
本当のブームの見分け方はご紹介します。
意外と使えるダウ理論
皆さん、ダウ理論というのをご存じでしょうか?
ダウ理論とは、チャールズ・ダウが提唱した市場評価理論なのですが、
そのダウ理論の一つ
平均は相互に確認されなければならない
というものがあります。
文字にすると難しく感じるかもしれませんが、
簡単に言うと、
アマゾンが儲かっているなら、運送業者も儲かっているよね
結婚式場が盛況なら、ウェディングドレスを作っているところも盛況だよね
といった、そのブームに関連する業種もブームって話です。
去年で例えるのなら、鬼滅の刃 ですね。
映画 鬼滅の刃は歴代興行収入ナンバー1ですよ~
当面この記録は塗り替えられることはないのではないでしょうか?
この映画 鬼滅の刃がブームだというのなら、
その原作漫画が売れていないとおかしいんですよ。
だってあの映画って物語の最初の話ではなく、途中の話ですよ。
途中から見ても、ざっくりとした内容はわかると思いますよ。
でも、妹がなんで竹筒加えてるの?とか、イノシシの被り物してる人何?とか
こういう細かいことはわからないじゃないですか。
なので、映画がブームなら原作漫画が売れてないとおかしいですし、
アニメの視聴率が高くないとおかしい。円盤も売れていないとおかしい。
あの鬼滅の刃って実は子どもがよく見たアニメなんですよ。
少年ジャンプ連載で大人気と言われるようになったから、若者が見に行くようになりましたけどね。
なので、そのブームの対象世代が鬼滅の刃をしっていないとおかしい。
おばさん公園で休憩していた時、びっくりしたよ
子ども達がみんな、鬼滅の刃歌ってるの(笑)
僕を、連れてすすめ~♪
その前は、アナ雪だったな(笑)
子ども達みんな、ありのままの~って歌っていたわ
まぁ、だから
マリトッツォは違うのよ(笑)
本当にブームなら、対象世代が食べているのを見ているはずだもの
タピオカドリンクブームの時は、若い子みんなタピオカ持って歩いてたから(笑)
否応なしに、あのドリンクなんだろ?ってなるのよ。
でもマリトッツォを食べ歩きしてるの見たことないし、
どこかのレストランでデザートしておいているのも見たことない。
マリトッツォ専門店なんていうのはもちろんない。
これは、目新しい言葉を使って売りたい、という業者の臭いがプンプンですわ
一番大切なのは時節
鬼滅の刃が大ヒットになった時に現れたのは、鬼滅のアンチ
これはブームの性です。仮想通貨が流行った時も、あんなもの勢がたくさんいました。
むしろ、アンチがいないものは、批判するほどの興味もないってことですからね(笑)
で、鬼滅のアンチが一生懸命、内容や構成・絵を批判してもっといい作品があると言って紹介してたんですが、残念ながらそれはブームにはならない。
というのも、ブームになる条件に、内容は関係ないからです。
ナンバー1の作画・世界に一つだけのシナリオ・誰も思いつかなかった構成
といったナンバー1・世界初・オンリーワンは必要ないんですね。
そこらへんは、あまりに低俗じゃなきゃいい。
むしろ大事なのは、時節
この時節の神様に好かれずしてのブームは非常に困難。
鬼滅の刃の時節を思い出してみてください。
一番大きな時節といったら何でしょう?
コロナ
ですね。
緊急事態宣言があけ、感染者数も少なく、みんな浮かれていたあの頃です。
しかも、緊急事態宣言があけたと言っても、すべてが解禁になったわけではなかったですよね。
事前予約が必要だったり、セルフ自粛したままだったり、
そう、娯楽が制限されていたんですよ。
ディズニーランドなんて予約でず~と埋まってたじゃないですか
そんな状況で、鬼滅の刃です。
そこそこ簡単に予約ができ、家族一緒に楽しめ、お金がかかると言ってもディズニーランドほどではなく、2時間も時間が潰せる。
小さい子供も映画中は静か。
お父さん・お母さんはぶっちゃけ寝ててもバレないし(笑)
それに、原作との兼ね合いもよかった。
原作はちょうど物語の佳境にはいったところです。
ちょっと前に、フルーツバスケットのアニメが完結まで流れたけどね。
あれ昔からのファンが懐かしい~って言ってるのが大半だよ。
おばさんも懐かしい~、こんな話だったけか?っていいながら見てた(笑)
原作完結から間が空きすぎるとね。
今の子たちには、あの時代の雰囲気というか表現というのが理解できなかったり・違和感を覚えちゃったり。
おばさんは、めぞん一刻好きだけどさ。
流行らすの無理よね。ノスタルジーブームがきたら流行るかもしれないけどね。
と、いうわけで何かブームを生み出したい人は内容はそこそこに、運の神様に懇願したほうがいいし、ブームに乗っかりたい人はそのブームに関連する人・ものの盛況具合を慎重に吟味した方がいい
それが
おばさんがマリトッツォから学んだことだな(笑)
もう二度と買わない(笑)