だめもと

日本には素晴らしい言葉がある。そう、駄目でもともと。このブログもそう。

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【あなたの会社はどっち?】同じ労働生産性でも天国になる会社と地獄になる会社の違い。どうして日本の労働生産性は全く向上しないのか?

成績が悪くなると、決められた食材の量を減らしたりして利益を出そうとするでしょ。それは逆。悪い店ほど、価値を出すことに知恵を絞らないといけません。

 

by 餃子の王将社長 大東隆行

 

日本の労働生産性は先進国最下位。

また日本の労働生産性が下がった!!!

 

統計発表がある度、こういう言葉を耳にします。

何故、労働生産性が低いと何年も言われ続けているのに改善されないのでしょうか?

 

労働生産性の向上について私なりの持論を展開していきたいと思います。

労働生産性ってどうやって計算するの?

労働生産性という言葉はよく耳にしますが、一体どうやって計算しているのでしょうか?

単純な製造業ならば計算しやすそうですが、サービス業となるとどうやって計算したらいいかわかりませんよね。

 

調べてみたところによると、

労働生産性≒粗利

 

経費等を差し引いてない、ざっくりした利益と考えていいそうです。

 

同じ労働生産性でも天国と地獄

従業員10人1000万の粗利を上げる会社A会社Bがあるとします。

一人当たりの労働生産性100万円です。

 

会社Aは従業員を半数クビにして労働生産性を2倍にしました。

従業員5人1000万ですので一人あたりの労働生産性200万になります。

 

かたや会社Bは、アイディアや品質向上で粗利を2000万にしました。

一人当たりの労働生産性200万です。

 

更に会社Aはリストラを断行し、従業員を3人減らし2人にしてしまいました。

従業員2人1000万の粗利ですので、一人あたりの労働生産性500万になります。

 

会社Bはさらに、付加価値を追求し売り上げ爆増、粗利が5000万になりました。

従業員の数は変わらないので、労働生産性はAと同じ500万になります。

 

会社Aと会社Bどちらも、労働生産性500万ですが、

全く違います。

 

一人当たりの人件費を50万とした場合、

A社は2人しか従業員がいないので、人件費100万

差し引くと、900万しかお金が残りません。

 

B社は10人もいて人件費500万

ですが、粗利が5000万もありますので、

差し引き、4500万もお金が残ります。

 

同じ労働生産性 500万/人ですが

残った利益は、900万と4500万で5倍もの差がでます。

 

もし、一人が病気・けが・事故で就労できなかったとしたらどうなるでしょう?

A社は1人で何でもやらないといけなくなり、負担が半端ないですが、B社は一人いなくなっても9人残ります。

 

しかも、収益は増えない・もしくは減るので

鋼の心で残ってくれたA社唯一の従業員に心づけをしてあげることすらできません。

 

会社の未来のために、何か投資をするとなった場合はどうでしょう?

1回の投資で900万かかるとしたら、A社は1回の投資を絶対に成功させないといけませんが、B社は4500万もの利益があるので、5回はチャレンジできます。

 

A社とB社の労働生産性は同じですが、

何があるかわからない未来に対しての備えが天と地程の差があるのです。

今後、知床沈没事故のような悲劇を繰り返さないために・・・

ニュースは見ないようにしているので、あまり詳しくないのですが、

知床沈没事故で、ベテラン船長をクビにして安いバイトを船長にした、という話がありますね。

 

付加価値をつけようとしないで、

目先の数字ばかり気にして帳尻を合わせようとする経営者は多くいます。

 

私が以前勤めていたクリニックでは、経営難の際、

真っ先に設備のメンテナンスを削りました。

本来1年に1回行っている大事なメンテナンスなのですが・・・

 

付加価値をつけ、お客さんを喜ばせて収益を上げる

補助金で黒字を目指したり、過剰な経費節減で利益を出そうとしたりするのではなく

至極まっとうな稼ぎ方をする

 

経営者が考えを改めない限り、日本の労働生産性は向上することはないし

知床沈没事件のような大事故が今後も続くことになるでしょう。

 

繰り返しになりますが、餃子の王将 社長 大東隆行さんのお言葉を載せておきます。

 

成績が悪くなると、決められた食材の量を減らしたりして利益を出そうとするでしょ。それは逆。悪い店ほど、価値を出すことに知恵を絞らないといけません。