皆さん、ディープインパクトという競走馬をご存じでしょうか?
ハルウララとは対照的な存在ですよね。
圧倒的なスピードを誇ったディープインパクトですが、
先月、7月30日に頸椎骨折により安楽死されたそうです。
その最後はあまり幸せな最期とは言えません。
ディープインパクトに限らず、馬は骨折すると生きていけません。
だって、歩けないですから、人間がサポートするのは無理でしょう。馬ってすごく重いんです。
今回はディープインパクトのお話です。
ディープインパクトってどんな馬?
ディープインパクトを知らない方のために、
軽くディープインパクトについてご紹介。
↓ディープインパクトのご尊顔
つぶらな瞳が可愛らしいですね。
でもこの可愛らしさとは裏腹に、ディープインパクトさんはめちゃくちゃ早かった。
だって見てよ、この筋肉↓
ムッキムキやで。
そしてその成績もすごかった
通算成績 12勝1敗1引き分け
なんと!!一度しか負けたことがないのです。
ね!!むちゃくちゃ凄いでしょ?
ん?そんなにすごく感じない?
ハルウララさんの成績は、
113戦0勝ですよ
獲得賞金額は
14億5千万!!
( ゚Д゚)・・・
私が何百年働けば稼げるお金なんですか?
ディープインパクトの死亡原因
頸椎骨折で、起立できなくなったため
安楽死させられたそうです。
では、なぜ頸椎骨折したのでしょうか?
巷では、現役時代の疲労のせい、とか言われていますが
わたしは、これが原因じゃないかと思っています↓
年間200頭に種付けですって。
年間200回じゃないよ!!!
しかも2007年から、12年間ずっと種馬としてしか生きられず・・・
男としては本望なのでは?
って書き込みを見るけど、
お前、来世馬になって、毎年200頭種付けしろよ!!
って言いたいですね。
ディープインパクトが性欲旺盛でやりたくってやりたくってしょうがないのならまだしも、
なくなった年は、人間の年齢でいうと50代後半だそうです。
50代でもとても元気な人がいますが、
そうじゃない人だっています。
ディープインパクトは口がきけないので、
真相は闇の中です。
1000万~3000万の種付け料
どうして、こういう事態が起きたかというと、
それだけ、ディープインパクトは強すぎました・・・
みんな、早い馬の子種がほしい。
だからどんどん値段が高くなっていったのでしょう。
最低でも1000万円代、最高で3000万です。
そして、馬主になれる人なんて、もともとお金持ちです。
そのぐらいのお金は皆出します。
人間はエゴの塊ですね。
ちなみに、ディープインパクトが稼いだ生涯年収は、
なんと350億円にものぼるそうです。
レース賞金が14億5千万ですので、
大概は種付け料で儲けたってことです。
そりゃぁ、やめられませんなぁ。
週休二日制じゃないよ
1日1回、一発で雌馬が受精したとして、
165日も休みがあるじゃない
なんて、思ってはいけませんよ。
私たちのものさしで測ってはいけません。
だって、馬の繁殖期って春~初夏だもの。
その期間中にディープインパクトさんは、種付けしまくらないといけません。
こういう強い馬は、性欲が旺盛らしいですが・・・
種馬になれるだけまし?
こうやって聞くと、ディープインパクトって可哀想に思いますよね。
でも、種付けできる馬って、わずか1%くらいらしいです。
強くない子の子は要らぬ、って感じで
成績が悪い馬は子孫すら残せません。
一生童貞です。
そして、一生童貞で牧場で穏やかな生活を過ごせる・・・はずかがない。勝てない馬は老後も過ごせません。
食肉用として、殺されてしまいます。
死ぬまで種馬として生きるか、種馬にならずに食用になるか、どっちが幸せですか?
どっちも幸せじゃねーよ!!!
私は馬が大好きです
競馬はまったく興味がないのですが
馬は大好きです。
幼稚園の時、祭りのために来ていた白馬を見つけました。
とってもおとなしい子で、触らせてもらいました。
その時のことは、今でも忘れません。
ハワイに行ったときに、乗馬体験もしました。
私が乗った子はすぐ寄り道しようとする子でしたけど、
とっても可愛らしいこでした。
馬って、可愛くて優しい子たちが多いですよね。
もっと牧場を増やして、馬や動物と触れ合える場所を作ってほしいですね。
まとめ
ディープインパクトの死因は、頸椎骨折による安楽死、とは言えますが
どうして頸椎骨折したのでしょうか?
色々調べましたが、死因は謎のままですね。
ディープインパクトが今回注目されていますが、
ディープインパクト並みやそれ以上、可哀想な目にあっている子はいるでしょう。
人々の記憶にすら残らず、子孫も残せず食用になる馬・・
そう思うと、競走馬って普通に見れなくなっちゃいましたよ。
どうか、ディープインパクトやその他のお馬さん達、
来世は、何物にも縛られず、自由に草原を走り楽しむ未来がくることを願っています。