最近、犬や猫の熱中症が急増しているそうですよ。はぁ~今の時代、犬や猫まで熱中症になるのか・・・
私の子供の頃は、そんなこと言われなかったなぁ。
外飼いの犬はどうしているんでしょうか?
今回、犬・猫の熱中症とその対策についてお話します。
- 犬・猫の熱中症。原因はまさかの家の中
- 犬は体温調整が苦手です
- 長生きの秘訣は温度管理?
- どうして扇風機だけじゃだめなのか?
- 日中の散歩は拷問だ
- 犬の熱中症の症状
- 水を飲んでくれないときの対処法
- まとめ
犬・猫の熱中症。原因はまさかの家の中
まさかのまさかだと思うけど、
お留守番中エアコン切ってないよね?
そんな酷いことしないよね?
と、いうのも
知人と話していたんだが、
知人「家に帰ると、犬がハァハァしてる」
私「エアコンの温度が高いんじゃないですか?もっと低くしてみたら?」
知人「エアコン切ってるよ。扇風機」
私「・・・」
という会話をつい先日繰り広げたばかりでして・・・
おいおいまじかよ。
犬は体温調整が苦手です
日本でも涼しいところはあります。軽井沢とか北海道とか、でも犬のことを思うのならエアコンはつけた方がいいでしょう。
というのも、犬は我々人間より、体温調整が下手です。
私たち人間は、汗腺が発達しています。暑いと汗をかいて熱を発散させますよね。
ですが、犬は人間のように汗腺が発達していません。
それに毛むくじゃらだし。
犬の熱放出方法は、ハァハァと舌を出すくらいです。
なので、私たち人間が暑くなくても、犬からしたら暑いのです。
暑さに弱い、フレブルを飼っているとより実感します。
風が強くて涼しいから散歩を長めにさせよう、と散歩させた日のこと、
私は全然暑くないのだが、犬達はハァハァ、ゼぇゼぇ。
こんな温度でも暑いんだ、と驚きました。
長生きの秘訣は温度管理?
以前犬も入れるフランス料理屋さんに行った時のことです。
そこのオーナーさんがパピオンを飼っているそうで、なんと年齢は14歳。
お写真を見せていただいたところ、まぁ若い。
9歳くらいに見えました。まさか14歳だったとは!!!
そのオーナーさんに長寿の秘訣を聞いたところ、
オーナーさんいわく”徹底した温度管理”だそうです。
なんでも、1年中エアコンを入れっぱなしにしておくそうで、犬のいる部屋だけは温度が一定なんだそうです(笑)
流石に電気代がヤバイので、我が家ではそんなことできませんが、
なるべくエアコンをいれてあげるようにしています。
どうして扇風機だけじゃだめなのか?
小さいころ、洋服の中に扇風機を入れて、あぁ涼しい、ってやったことはありませんか?子供の頃よく怒られました(笑)
人間は扇風機にあたると涼しい、と思いますよね。
でも、汗腺が発達していない犬は、別に涼しいと思いません。
す~っごく暑いミンクの毛皮をあなたが来ているとします。
そんなあなたに扇風機の風を当てて、涼しいと思えますか?
思えませんよね(笑)
では、扇風機が全く無意味か、というとそうではありません。
空気を循環させるという意味では必要です。
我が家では、エアコンと扇風機を併用しています。
夜中に、犬達の為に、エアコンと扇風機を入れて寝ているんですが、寒くって(笑)
扇風機を使用する際は、あくまでもエアコンと併用だと思ってください。
暑い空気をいくら扇風機で循環させたって意味ないですから。
日中の散歩は拷問だ
これは、犬・猫に限った話ではありません。幼児にだって拷問です。
犬や子どもは背が低いですよね。
アスファルトの照り返しをもろに浴びてしまいます。
中型犬程度で50~60度にもなると言われています。
チワワなんて、灼熱地獄ですよ。
愛犬のことを思うなら、日中の散歩は避けてください。
しかも、ただ暑いだけじゃない。
犬は素足です。日中、素足で歩けますか?無理ですよね。
犬は肉球があるといっても、どんなに暑くても大丈夫!!!耐熱性ってわけじゃありません。
肉球にも限度があります。
足をやけどしてしまうので、やはり日中の散歩は控えてください。
犬の熱中症の症状
もう、意識ないとかやばいでしょ。
手遅れになりますよ。
人間が老若男女とわず、熱中症ですぐ死んでしまうように、
犬も死んでしまいます。短頭種なんて特に暑さに弱いです。
異変を感じたらすぐに体を冷やし、病院に連れて行ってください。
水を飲んでくれないときの対処法
犬が自発的に水を飲んでくれる分には、いいのですが、
水を飲みたがらない子もいます。
我が家のももは、あまり水を飲みません。
水分摂取は、ご飯にたっぷり入っているスープくらいです。朝・晩の2回くらいです。
きっと味がついていないのが嫌なのでしょう。はっちゃんは、お水を飲むんだけどなぁ・・・これは性格なのでどうにもなりません。
家ですらそうなので、外に出たときは尚更飲みません。
お外に夢中です。
そんな時は、
芋氷
ももが芋が好きっていう単純な理由です。
焼き芋をほぐして、水を少々加えた、どろどろ芋を
型にいれて凍らせます。通称、芋氷。
これならももは喜んで食べます。
とは、いってもこれはお外には持っていけません。
すぐ溶けてしまいます。あくまで家の中です。
お外でも必須アイテムは
霧吹き
犬は、下で体温調節しています。
その体温調整のわずかでも手助けになれば、と思って
霧吹きをふきまくって歩いています。
ないより、マシです。
まとめ
最後に挙げた方法は、ただの悪あがきです。
犬の体調を思うのでしたら、
・お留守番中、日中はエアコンをつける。できれば扇風機も
・日中の散歩はしない
上記2点を徹底してください。