だめもと

日本には素晴らしい言葉がある。そう、駄目でもともと。このブログもそう。

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★銀ニ貫★この本が面白いシリーズ①

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本は面白い!!

私は普段は自己啓発本とか、その他の解説書とかを読むので

小説とかは読まない。

 

でも、この本はちっちが勧めてくれた本です。

実際読んでみたら、とまらなくなり、一日で読み終えてしまった。

 

銀二貫の設定

安永7年睦月から物語はスタートします。

時代は江戸時代です。

 

主人公は寒天問屋で働きます。

ずっと、ずっと寒天のお話です(笑)

でも、寒天のお話なのに、すごい面白い。

 

高田郁のすごさでしょうね。

 

銀二貫の面白さ

ただ寒天のお話なのですが、

寒天への情熱がいいのです。

 

あとは、江戸時代という時代設定もいいです。

私たちが当たり前にすごしている日常も江戸時代では一大事

 

今は火災がおきても、消防車が超っ特急で駆けつけてくれますよね。

でも、江戸時代に火消しはいましたが、車もありませんし、水を引っ張るポンプもない。タンクもない。あったとしても少量ぐらいしか貯めておけない。

 

だからあのころの火事って、町全体が消失するかもしれない大災害だったんです。

そういうのを作中で読んでいると、本当に時代はよくなったんだなぁ、としみじみしてしまいますね。

 

料理描写

私、寒天べつに好きじゃありません。

というかほとんど食べないかな。

でも、この本を読んでいると、寒天を食べたくなっちゃいます(笑)

 

そのくらい、おいしそうに描く。

写真もないのに、文章表現だけで描くからすごいですよね。

 

高田郁の作品で、みおつくし料理帖というのがあります。

これは長編作品です。

主人公みおの料理と恋愛と友情と世間、みおの一生を描いたお話です。

 

これもまた、おいしそうに表現するんだなぁ。よだれが出ちゃう(笑)

あと、恋愛物語も入っています。

 

”女房殿にならぬか?”

ズキューーーーん!!こりゃやられますわ(笑)

私関係ないのに、胸がどきどきしてしまいました。

時代設定が古いのもいい

この本の作者、高田郁先生はめちゃめちゃ調べて本を書きますし、

また料理もしてみるんですよ~。

こだわり屋さんですよねぇ。

 

なのでより深く考えさせられます。

銀二貫は寒天問屋のお話です。つまり商人です。

 

商人には商人としての心構えがあり、武士には武士の心構えがあると教えてくれます。

そして商人は何を大事にしないといけないのか、というのを物語を通じて感じさせてくれます。

 

江戸時代と現代

あらゆるものが発達して比べ物にならないですよね。

でも、すべて新しいものがいいというわけではありません。

考え方、教訓といったものは昔の人たちが経験したものを教えてくれているので真摯に受け止めないといけないなぁ、と最近よく思うようになりました。

 

学校の授業で、哲学と科学の違い、という授業がありました。

科学は発展し続けないといけない学問だ、と

でも哲学は不変じゃなくてはいけないと。

 

たしかに江戸時代と現代でソクラテスの言葉の意味が変わっちゃったら困りますよね。

科学が発展するのは当然。だから江戸時代より現代の方が発達するのは当然。

 

でも、哲学や教訓は変わらないのは当たり前。

現代人はその哲学・教訓を忘れてしまっています。

 

関連作品

高田郁の銀二貫とみおつくし料理帖は、テレビドラマ化されています。

 

www.nhk.or.jp

でもね。やっぱり本が面白いですよ!!!

当たり前ですけどね。

 

実写化されてよかった~ってものありましたか?

ハリーポッターだってそうです。原作読んでない人は、映画見て面白いって言ってましたけど、いやいやいや本で読んだ方がもっと面白いから!!!

 

本に勝るものはありませんね。

まとめ

最近の子は本を読まないそうですね。

何でも、インスタグラムでちょっと長い文章を書くと怒られるんだそうですよ~

 

だって、インスタ厨って馬鹿じゃん。

一言だけだと変な解釈して、いちゃもんつけてくるじゃない(笑)

ケンカにならないように長文つけてやると読めないと言って怒るそうな(笑)

 

やっぱりSNSは私の性にあわないな

最近の若い子は本当に本を読まない。それにちょっと危機を感じます。

 

満面の笑みでこれ、すごいんですぅ~

って若い子が言ってきます。ツイッターで見つけてきたのかな。

これで大金持ちになるって言うのですが・・・

 

それほぼほぼねずみ講じゃん。

ねずみ講も知らないのかよ。それで億万長者になるって

週ベースで何人騙さないといけないかわかっているのかい。

 

本というのは知識であり、経験であり、教養です。

インターネットの情報は良くも悪くも、確証はない。困ったら消せばいい。

 

でも本というのは、少なくとも関連書物を調べ、間違った情報を載せないようにとすごく神経を使います。そして困ったからといって、消せない。

本とインターネットだったら、情報の質が高いのは本に決まっているじゃないですか。

 

そして情報の質が高い高田郁作品は本当に面白いです。

みおつくし料理帖は、長編で読むのが大変かもしれませんが、銀二貫はさらりと読めます。

おすすめですよ


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