だめもと

日本には素晴らしい言葉がある。そう、駄目でもともと。このブログもそう。

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ー世紀末の詩ーこの本が面白いシリーズ②

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一度は読んでほしい、この本が面白いシリーズ②です。

今回、ご紹介するのは

世紀末の詩

です。

 

楽天やアマゾンで調べたけど、もう新品は売ってないっぱいです。

私が小学生の頃の本だからなぁ

中古なら売っています。それか図書館で読んでみてくださいね。

 

 

世紀末の詩ってどんな話

これは、主人子の野亜と大学教授の百瀬が、色々な人の色々な愛の形を見て、

愛とは何かってことを考えるストーリーになっています。

 

作者は野島伸司

高校教師や家なき子の脚本家です。

同情するなら金をくれ!!!は流行語になったんじゃなかったですっけ?

実は世紀末の詩も、ドラマ化されています。

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視聴率はあまり良くなかったようですが、私の記憶には残っています。

小学生のころなのに、今でも記憶に残っているってすごくないですか?

記録に残さず、記憶に残すのです。

 

どうして人気がなかったのか、というと

高校教師や家なき子のように、インパクトが強くないからです。

上記2つが取り扱った、題材に比べて世紀末の詩はインパクトが弱いんです。

 

でも私は一番好きですよ~。

 

忘れられない場面

人間は目に見えるものすべてを欲する

私は、小学生ながらにショックをうけた回があります。

目が見えない少女のお話です。それをささえる貧乏人の男

 

その時は、ポケベルの時代ですし、金のない貧乏男には、ポケベルをプレゼントするお金もありません。

目が見えない少女は、迷子になるとどこにも行けません。

 

じゃあどうやって探す?

白煙筒を上げます。

貧乏人その白煙筒の場所まで一生懸命車を飛ばします(笑)

愛だなぁ~

 

そして、その少女は目を見える手術をして・・・

ここからは、結末になってしまうので見たくない人はスルーしてください。

 

目を手術してくれた、イケメン医者と結婚して、それまで面倒見てくれた貧乏男はとっとと捨ててしまいます。

子供ながらにショックでしたね~。

 

”人間は目に見えるものすべてを欲する”

 

作中にあるセリフです。

目が見えるようになると、その少女が変わっていくんです。

貧乏なアパートが見えるようになり、ぼろ車がみえるようになり・・・

 

目が見えないままほ方がよかったのかな・・・

最後の終わり方がとてもとても可哀想で。

 

愛とは信じることではなく、疑わないことだ

今度の話は、女性と男性が最初愛し合っていたのですが、

男性の過去に何かあるとしった彼女が彼を信じられなくて・・・

 

男性の遺体に、泣きながら、愛しているのなら信じるべきだった

みたいなことを言います。

 

すると百瀬が、

愛とは信じることではなく、疑わないことだ

と。

 

これは真理だと思いました。

突き詰めると、赤ちゃんがそうですね。

赤ちゃんは、自分が愛されていることを疑いません。

だから、泣いてお母さんに自分の欲求を満たしてもらおうとするんです。

 

あ、今泣くと迷惑かな?とか最近ママ寝てないからな~とか気にしません(笑)

赤ちゃんは母の愛を疑いません。

 

逆に、女でいますよね

ひどい!!信じていたのに!!

それは疑っていた、と等しい発言です。

 

あなたは大切な人を手放せるか?

これはべたと言えばべたなのですが

ホームレスが赤ちゃんを拾うんですね。

可愛い赤ちゃんです。

 

生きる気力がなかったホームレスですが、

その赤ちゃんを育てるために働き始めます。ホームレスからワーキングプアにシフトチェンジ。

 

貧乏で、晩御飯がいわし数本という環境で暮らしますが、その少ないいわしを譲り合い

二人で仲睦まじくと暮らすのです。

 

拾った子はとても頭が良い子で、成績は常にトップ。

彼にとっては自慢の息子です。

 

でも、そんな日々に終わりが訪れます。

なんとその子の父親が登場します。娘を返してほしいというのです!!!

そう、実は息子として育てていましたが、実は女の子だったのです・・・

 

もちろん、息子は自分のことを女性だと知っています。

しかも生理が始まっちゃって、貧乏な父には言えない、なんとも可哀想な環境に・・・

それでも娘は父とその暮らしを愛していたので、本当の父のところに行くのを拒みます。

 

結局、父は手切れ金を受け取り、その子を手放すことに。

娘大ショック!!!”貧しさの中にこそ、愛があると思っていたのに!!!”

 

って、これ中学生のいうセリフかね(笑)

すごく屈折してますね

 

最後は、父親はまたホームレスに戻ります。

数千万の小切手は破り捨て、鳩の床敷きにしちゃいました。

 

彼にとっては、子供こそ生きる意味であり希望だったんですねぇ。

でも、子供のことを考えて手放した。もう金なんてあっても彼にとっては何の意味もないものなのです。

 

本当に悲しい終わり方です。

まとめ

思い出補正がかかっているでしょうが、ドラマも面白かったです。

でひ、見てみてくださいね。


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